宝塚線事故 JR西、遺族らと「検証委員会」設置へ
107人が死亡した05年4月のJR宝塚線(福知山線)脱線事故で、JR西日本の山崎正夫社長は22日、遺族らとJR関係者、有識者で事故の原因や背景について意見を交わす「事故検証委員会」(仮称)を設置する意向を明らかにした。>>続きを読む
事故検証委は、遺族らでつくる「4・25ネットワーク」が今年4月、「事故の問題の検証はJRだけではできない」としてJR西に設置を求める要望書を提出。刑事責任などの追及はせず、事故を招いた組織の問題について話し合い、教訓を導き出して再発防止に役立てる場にすることを求めていたらしい。